お風呂リフォームが格安にできる|入替しない奥の手工法6つ

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お風呂リフォームを格安に抑えよう

お風呂リフォームは元々リフォームの中でも費用が高くなりがちな箇所です。大きな理由は以下の3つ。

  • ユニットバスの商品代が掛かるから
  • お風呂リフォームをする職人の工賃が掛かるから
  • 他のリフォームと違って、カンタンに取ってつけることが難しいから

お風呂リフォームの平均費用は50~150万円と言われています。その金額の高さゆえに、費用を出せないためにリフォーム自体できない方も少なくありません。では百数十万円が出せないと全くリフォームができないのかと言うと、そうではないのです。

実は一般には知られていないだけで、お風呂リフォームを格安で済ます工法は存在しています。それは今ある浴室を再利用してリフォームする手段です。

本記事ではそのお風呂リフォームを格安に抑える「奥の手」を6つご紹介。ユニットバス入替や浴槽交換で費用が合わずに悩まれている方はぜひチェックしてみてください。

1.本来お風呂リフォームで1番有効なのはやはりユニットバス入替

ユニットバスの入替はやはり有効

本記事はお風呂リフォームを格安に抑える「再利用」の工法をご紹介するのが主旨です。しかし本来1番有効なのはやはり「ユニットバス入替リフォーム」。6つの奥の手を明かす前に、そもそもなぜユニットバス入替が有効なのかをご説明します。

1-1.なぜユニットバス入替が有効なのか|その5つの理由

理由1.新品に交換して綺麗になるから

理由1は単純明快。ユニットバス入替は今ある古いユニットバスを解体撤去し、全く新しい新品に交換します。新品なので見た目は綺麗に、劣化した箇所もないお風呂になります。綺麗なお風呂を見た時、その効果は思った以上に大きい事に気付くでしょう。

理由2.風呂のサイズを変更する事が出来るから

入替であれば今入っているユニットバスを大きくしたりとサイズの変更が可能です。浴槽のまたぐ高さを調整したり各部分の調整が出来ることもあり、高齢者の方向けにリフォームする場合も有効です。

理由3.防水性に優れ、2階以上の風呂に適しているから

今ある部屋をオーダーメイドで浴室にする在来工法では、防水性が心配です。さらに2階以上に風呂を作る場合は水漏れが起こりにくいユニットバスの方がメリットがあります。何室もあるマンションには最適です。

理由4.排水管を点検・交換できるので事前に水漏れを防ぐ事が出来る

ユニットバスを入れ替える時には排水管の点検交換も出来るので、水漏れを未然に防ぐ事が出来ます。古いユニットバスには錆びやすい鉄製の排水管(つなぎ・トラップ)が使われている事があります。また、普通のユニットバスでもつなぎの排水管がずれたり破損することで水漏れが起こる場合もあります。

  • 鉄製の排水管の交換が出来る(ユニットバス入替とは別途費用)
  • 排水管のずれや破損の点検が出来る

入替リフォームではこうした排水管の処置がまとめて出来るのも大きなメリットです。

理由5.サビが発生する原因を減らす事が出来る

ひと昔前のユニットバスには壁に金属の板が使われている物があります。その金属は錆びやすいため、壁と床の間にふくらみが出来てサビの処理をしなければならなくなります。そういった原因となるユニットバス自体を入替できるためトラブルに強いお風呂にできるでしょう。

1-2.しかしユニットバス入替をするには費用が掛かるケースが多い

上でご説明したようにユニットバスの入替リフォームはかなり効果的ですが、問題点がひとつあります。それは費用が掛かってしまうことです。

当然の話、予算の問題がクリア出来ているならば何の憂いもありません。しかし最低でも40〜50万円、平均的に70〜80万円は掛かる入替リフォームではお金を出せない方が多いのも事実なのです。古い物件に多い在来工法のお風呂であった場合は、特に費用が掛かってしまう事もあり得ます。

1-3.格安のお風呂リフォーム工法は他サイトの記事ではほとんど書かれていない

「お風呂リフォーム」と検索して情報を集めても、多くのサイトで費用は50〜100万円掛かる事が当然のごとく書かれています。それはほとんどが「ユニットバス入替」を紹介しているだけで、本記事のような格安で出来る工法を載せていないからです。

その大きな理由は以下の3つです。

  • ユニットバス入替が最もメジャーな工法で、かつ最も利益が大きいから
  • WEBで記事を書いているのは大半が「1記事いくら」で雇われた外部のライターで、お風呂リフォームの知識がそもそも無いから
  • プロのリフォーム業者であっても、実はお風呂リフォームを格安に抑える工法をしっかり把握している方が少ないから

もちろんお風呂の状況や、リフォームする目的によっては費用を掛けなければ解決しないこともあるでしょう。ですが最終的には入替をしなければならなかったとしても、対策として充分価値のある「奥の手」はあるのです。次の項ではいよいよ少しでも費用を格安に抑える工法をご紹介していきます。

2.お風呂リフォームを格安に抑える|入替しない奥の手工法6つ

  • ユニットバス入替よりも格安なお風呂リフォーム手段
  • 入替では対応が難しい風呂を綺麗にする手段

これらを兼ね備えた奥の手6つをご紹介します。

2-1.格安な奥の手6つの費用相場一覧

まずは今からご紹介する手段6つの費用相場を一覧表でまとめました。

手段 費用相場
ユニットバス入替 50~100万円
奥の手1.浴室塗装 10~20万円台
奥の手2.パネル工法 10~20万円
奥の手3.床シート 4~10万円
奥の手4.FRPライニング 4~8万円
奥の手5.サビ処理施工 2~5万円
奥の手6.カバー工法 3~10万円

※奥の手は1216サイズの浴室の例。業者、お風呂の状況によって変動します。

ではひとつひとつ見ていきましょう。

格安なお風呂リフォームその1.浴室塗装

汚れたユニットバスのコーティング

汚れの酷いお風呂の塗装事例


対応箇所|塗装できる箇所全域

まず最初は「浴室塗装」です。「単純にお風呂を塗装する」というリフォーム手段ではありますが、実はかなり奥が深い方法なのです。格安という言葉を使っていることと「塗装」ということで、イメージとしては何だか頼りなく感じるかもしれませんが、熟練のプロが行う浴室塗装はクオリティが段違い。知らずに塗装後のお風呂を見た人は「ユニットバスを入れ替えたんだな」と思うことでしょう。

浴室塗装の注意点

  • 浴室は塗装するのがかなり難しく、浴室の塗装専門業者に頼むこと
  • 透明の防カビ・透明コーティングとは違うこと

浴室塗装をリフォーム手段として期待するならば以上2つを特に注意しなければいけません。つまり普通の塗装屋さんやDIYではほぼ不可能。さらに色が変えられるコーティング業者に頼むことを肝に銘じましょう。浴室塗装の大きなメリット4つと上手く業者を見分けるコツも参考にしてください。

格安なお風呂リフォームその2.パネル工法

パネル工法の事例

在来浴室の壁・天井をパネル工法で格安にリフォームした事例


対応箇所|浴槽の側面・壁・天井など真っ直ぐな部分

2つ目はパネル工法です。先述の浴室塗装では専門的な技術が必要でした。しかしこのパネ ルを使って壁や天井などをリフォームする方法は一般的なリフォーム屋さんで可能です。というのもパネル自体そもそも手軽なリフォームを実現するのが目的であり、扱いやすく出来ている商品だからです。パネル工法では以下のようなケースで効果を発揮します。

  • 古い物件の浴室に見られるモルタルやタイル貼りの壁を平らなユニットバス風に
  • グレードの高い分譲マンション等では、お風呂の壁一面だけを違う色合いに変えて高級感アップの演出に

パネル工法の注意点

  • パネルはダイノックシートと呼ばれる薄いシートとは違うこと
  • DIYでも出来る可能性はあるが、業者に頼んだ方が確実であること

お風呂のリフォームではダイノックシートと呼ばれる柄の付いた薄いシートを貼る技術があります。それを知っている方は同じ物かと勘違いする事もありますが、物自体が違います。

ダイノックシートは薄さがウリなのですが、それ故に見栄え良く貼るには職人の腕が必要です。場合によっては施工料金が高くなってしまうかもしれません。ただ、貼るところの下地の状態が良く、スムーズに貼れそうであればシートの方が格安です。

またパネルは元が扱いやすい商品だけにDIYで挑戦しようと考えられる方もいます。しかしお風呂の壁の大きさでは購入したパネルをまるごと数枚使用してやっと事足りるほど。切るサイズをミスしてしまうと新たに買い足さなければならず、結局費用がかさんでしまいます。業者に任せる事をオススメします。

  • 下地が平らで状態も良く、とにかく格安にしたいのであればシート
  • 下地が悪く、厚みを持たせなければリフォームが難しい場合はパネル

このように判断すると良いでしょう。

格安なお風呂リフォームその3.床シート

床シートでのリフォーム事例

床シートを使って格安でリフォームできた事例


対応箇所|床

風呂の床は、浴槽の次に汚れやキズが出来やすく劣化しやすい箇所です。クリーニングでは対応できない状況で、床だけ何とかしたいケースもあるでしょう。そんな時は床シートの出番です。クッション性があり汚れに強い床シートを貼れば床だけのプチリフォームが可能です。

リフォーム現場でよく使われている床シートには主に以下の2社の物です。

企業 商品
東リ株式会社 バスナアルティ
バスナフローレ
バスナリアルデザイン
アサヒゴム株式会社 サンダインフロア

床シートの注意点

床シートはパネル工法と同じく、頑張ればDIYでも出来ます。ですが業者によってはDIYでリフォームする費用とそこまで変わらないこともあります。クオリティを気にする場合はプロに任せる方が良いでしょう。

浴室床シートでタイル床でも手軽にリフォーム出来る全手順では床シートを使ってリフォームしている様子をご紹介しています。床のリフォームに興味のある方は参考にしてみてください。

格安なお風呂リフォームその4.FRPライニング

床FRPラインニングの様子

FRPの床に穴を開け、破損した排水口等を交換しFRPライニングを使用して再び閉じた様子


対応箇所|FRPの浴槽・床

奥の手4つ目です。FRPライニングとは、FRP(エフアールピー)という素材を補修する技術を指します。ユニットバスの浴槽と床は主にこのFRP製。もちろんFRP以外の物が使われている商品もあります。もしFRP製の浴槽や床である場合、「浴室塗装」や「床シート」と組み合わせて以下の状況に対応できる可能性があります。

  • ヒビ割れ・毛羽立ちの激しいFRP浴槽の補修
  • FRP製床に穴を開けて排水管を交換し再び閉じる

実際にこのFRPライニングを施して、塗装や床シートを組み合わせたお風呂のリフォーム事例はヒビ色あせ水漏れも解決!お風呂コーティング厳選8事例をご覧ください。

FRPライニングの注意点

  • あくまで補修のため、対応できないほど劣化した浴槽もあり得る
  • 再び閉じられるとはいえ、先に穴を開けておくのはやめた方が良い

格安にしたいからといっても、無茶なリフォームでは意味がありません。FRPライニングで補修可能かどうかはやはり専門家が直に現地調査を行わなければ判断できません。また、先に穴を開けるなど無闇な対応はトラブルの元なのでやめておきましょう。

格安なお風呂リフォームその5.サビ処理施工

サビ処理施工の様子

ユニットバスのサビを取り除き、補強してから塗装をした様子


対応箇所|ユニットバスの壁と床の間に出来たサビ

サビ処理施工は、ユニットバスのサビの応急処置です。壁の中に金属が使われているユニットバスでは長年の使用で水分がサビを発生させ、壁が膨らむことで発覚します。サビを放っておくと水漏れなどの原因となり、建物そのものに悪影響を及ぼしかねません。根本的に解決するにはユニットバスをまるごと入れ替えるのが理想。しかし費用が掛けられず入替が難しいので、今は格安な補修のみに抑えておきたい場合もあるでしょう。

そんな時サビの部分のみを除去し、補強して応急処置する事も出来ます。ハンマーでサビが付いた金属を直接叩き壊し、取り除き、補強すれば何とか凌ぐことは出来るでしょう。

サビ処理施工の注意点

  • あくまで応急処置なので、サビが激しい場合はユニットバス入替を行う必要がある
  • 浴室に詳しくない業者はサビ処理の仕方が分からず適当に行う可能性もある

サビ処理施工はあくまで応急処置の位置付けです。あまりにもサビが激しい場合には補強では危険なため新品のユニットバスに入れ替えなければならないでしょう。

そして浴室に詳しくない業者にサビ処理を依頼したら、ただサビの上からパネルを貼っただけという事が実際にあったようです。もちろんそんなお粗末な業者は稀でしょう。しかしサビは怖いため、処理をしてもらうならその様子を写真に収めてもらい確認できると安心できます。

格安なお風呂リフォームその6.カバー工法

浴室ドアのカバー工法

左:施工前 右:施工後 カバー工法で浴室ドアを交換した事例 (c)株式会社武田建窓 出典:http://www.takedakensou.jp/construction.html


対応箇所|浴室ドア

カバー工法は、既存の枠や素材の上から新しい物を重ねて付け、周りの壁や枠を壊さずにリフォーム出来る方法を指します。浴室のドアの他に、屋根や玄関トビラなどでも使用されるリフォーム工法です。

ユニットバス入替であればドアも付属しますが、本記事でご紹介しているリフォーム手段では当然そのままです。そこで元の枠を残したままリフォームできるカバー工法を利用すれば、格安に浴室ドアを交換できるでしょう。ただしカバー工法であっても通常の方法とあまり変わらずに費用が掛かってしまうケースもあります。

このカバー工法については詳しくは壁を取り壊さずに浴室ドアだけ交換できるたった1つの方法をご覧ください。

3.お風呂の状態や目的によっては費用を掛けざるを得ない状況も当然ある

ユニットバス入替と比べて格安なお風呂リフォームの手段を見てきました。ですがやはり費用を掛けざるを得ない場面もあるのが現実です。

  • あまりにも劣化が激しい風呂
  • サビの進行が激しく応急処置ではどうにもならない
  • 排水管からの水漏れが酷い

そういった問題があるお風呂では邪道に走らず、ユニットバスの入替がベストでしょう。ユニットバスの入替を検討する時はユニットバスリフォームの必須知識|優れた点・費用その他を参考にしてみてください。

それでもほんの少しでも費用を抑えたい場合はDIYに挑戦することも考えてみましょう。本ブログ「風呂ログ」では、DIYで出来る工法はそのやり方を詳しく掲載しております。ぜひチェックしてみてください。

またお風呂リフォームの費用を絞りに絞る|プロが教える対策7つではお風呂リフォームの費用をなるべく低くするための方法をお伝えしています。

4.まとめ

知られていないだけで格安にお風呂リフォームをする手段は入替以外でもあったのです。もちろん著しいトラブルに見舞われた際には大人しく費用を掛ける必要がありますが、そうではない場合この記事でご紹介した「奥の手」が役に立つでしょう。

「リフォームが出来なかったために物件の寿命を迎えてしまった」という状況にならないよう、ぜひ活用してみてください。

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